2006/05/14//Sun.
罪人は森に篭もり
梟も鳴かぬ新月の夜に
木々の隙間 街の灯を見つめ
毒で汚れた諸手を伸ばす
それは人を求めて
それは罪の上塗りと似て
何が罪なのか
それは人の温かみを欲し
壊したこと
その諸手で
何も知らぬまま
罪人は森に逃げ込み
星も見えぬ新月の夜に
木々の隙間 街の灯を見つめ
諸手を灯にかざしてみる
爛れた掌が罰であるのか
それとも……
坐禅部に入った。
キャンパスの外れ、都会にそぐわぬ山奥に部室がある。
そこで放課後から日が暮れるまで、ぐだぐだと何か良く分からない哲学をしながら過ごす。実は、本来の部活動趣旨とずれている行動である。
そこでこれまでの後悔や愚行の上塗りをしながら、部室までの山道を眺めると、これがまた綺麗なのである。
間違いなくあの情景は、私の幸せなのだと言いきれる。
それを残そうとしたのだが、何故か思わせぶりなものに仕上がってしまった。
おかしいな。